6:名無しNIPPER[saga]
2018/04/18(水) 00:10:25.07 ID:YPnNOKJb0
「ひとみ、ジェットコースター楽しみだね。」
殺害決行の日、私は女友達とそれに岸田くんに愛子の4人で
トロピカルランドのジェットコースター乗り場へと訪れていた。もうすぐ彼を殺害する。
けど大の男を私みたいな女が真正面から殺害するのは無理がある。だから私は考えた。
殺害方法はジェットコースターのスピードを利用したやり方だ。
まず私は岸田くんたちと一緒にジェットコースターに乗る。
私は彼の前の席に座りセーフティーガードを外して
この日のために用意しておいたフック、それにヒモを取り付けて彼の首に掛ける。
仕上げに和の先についているフックをレールに引っ掛ければ
ジェットコースターのスピードとパワーの衝動で彼の首は吹っ飛ぶ。
これ以上ないほど残忍な犯行よ。さらに凶器もこの殺人に相応しいモノを用意している。
私が普段身につけている真珠のネックレス。
これのピアノ線を彼の首を切断する凶器に使用する。まさに洒落が利いたトリックね。
本来ならこんな危険なトリックを行うなんて誰も予想は出来ない。
けど私は新体操の選手。
だからバランス感覚に長けた私ならスピードの出ているジェットコースターを跨いで
人の首にロープを括りつけるなんて…簡単…いえ…ちょい難しい…いえ…出来る!
うん、頑張ればやれる。
新体操やってるからって流石にこれは無理目じゃない?とか弱気なこと考えちゃダメ!
とにかく自信を持つの。私はやれる!
既に愛子のバックに偽の凶器を仕込んだ。あとは殺人を実行するだけ。
もうすぐ私たちの乗る順番が近づいてきた。さあ、覚悟を決めて。もうすぐ実行よ!
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