27:名無しNIPPER[saga]
2018/04/18(水) 22:10:59.39 ID:YPnNOKJb0
「痛゛たぁぁぁぁぁぁっ!?」
試しにこの部屋にある包丁を使って実践しよとしたらかなり痛かった。
いや、これ無理。自分の身体をブスッと刺すとか無理無理!絶対無理!?
せめて勢いをつけなきゃと思うが人間って痛みには正直だから必ず思い止まるよな。
それならどうしたらいいのか?そこで俺はもうひとつの案を考えた。
「よし、冷蔵庫はあるよな。それにエアコンも完備されている。これなら行けるぞ。」
俺はこの部屋にあるモノを使って準備を進めた。
普通に刺すことが出来ないのなら工夫を凝らすしかない。
そのためにまずは大きな氷を用意する。その氷に穴を空けて包丁を突き立て
椅子の上からそれに目掛けて背中から飛び降りる。これで自殺は一応成功する。
ここで問題なのは包丁を突き立てるために用意した氷だ。
この氷を処分しなければトリックがバレる。
そのためにエアコンを暖房に切り替え設定温度を最大にしておく。
こうすれば氷は溶けて蒸発して証拠は一切残らないという仕組みだ。
そうと決まればさっそく準備に取り掛かろう。
ヨーコめ、見ていろ。恋に破れた男の執念を思い知らせてやる!
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