46:名無しNIPPER[saga]
2018/04/17(火) 22:44:15.86 ID:FLg06z/i0
――作戦タイム(10回目)――
僧侶「……魔王さんの回復、終わりました」
勇者「……ありがとう、僧侶」
魔法使い「……どういうつもりじゃ? 勇者。なぜ魔王にとどめを刺さんかった? あまつさえ彼奴の体力を回復させるなどと……」
勇者「なあ、俺はこのまま魔王を殺してもいいんだろうか?」
女戦士「何を言っているかわかっているのか? その発言は私たちの今までの旅を、そして人類を裏切るものだぞ!」
勇者「思えば最初からおかしかったんだ。なんで勇者は俺の作戦タイムを受け入れたんだ?」
女戦士「それは……」
現在の状況
魔王の本当の目的は?
勇者「魔王は恐らく、俺たちに殺されることを望んでいる」
魔法使い「そうじゃろうな、そうとしか考えられんじゃろ。ならその目的はなにか? わしらはそれを知る必要がある」
盗賊「旦那に爺さんもそんなこと知ってなにになるってんです? 魔王討伐は目の前なんだ、さっさとやっちゃいましょうって!」
勇者「それは……できない。あいつが俺たちになにかを残そうとしている限り、俺たちは奴を殺すべきじゃない」
盗賊「なにをそんな悠長なことを! お二人は忘れたんすか!? 魔王に滅ぼされた街を! 村を! あいつのせいでどれだけの人間が傷つき、死んでいったと思ってるんです? 奴をここで殺さなかったらそういう人たちが増えていくんっすよ?」
魔王「……そうだ。盗賊君の言う通りだよ」
勇者「魔王!」
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