76:名無しNIPPER[saga]
2018/04/20(金) 22:57:47.98 ID:oAmRbez70
「なになに? なんかあったの?」
興味ありげな相川。その声はどこか楽しそうだ。
77:名無しNIPPER[saga]
2018/04/20(金) 22:58:58.67 ID:oAmRbez70
「理由がわからないんだよ。一体俺のどこを気に入られたのか」
「理由なんてなくていいよ。好きだから好き。それでいいよ」
78:名無しNIPPER
2018/04/20(金) 22:59:25.27 ID:oAmRbez70
◯
「ねぇお兄ちゃん、今日は一緒に帰らない」
79:名無しNIPPER[saga]
2018/04/20(金) 23:00:11.66 ID:oAmRbez70
◯
珍しく愛華と一緒に仲良く帰宅した日の翌日、俺は教室にて多くの視線を集めていた。
80:名無しNIPPER[saga]
2018/04/20(金) 23:00:53.23 ID:oAmRbez70
ドライアイスのように冷え切った言葉と共に、俺の?に熱が走った。
彼女に平手打ちをされたのだ。いわゆるビンタというやつ。
たとえ相手が女子でも、本気でやられると相当に痛いということを実感した。
81:名無しNIPPER
2018/04/20(金) 23:01:53.90 ID:oAmRbez70
>>80 何度もすみません、?はほっぺの『ほお』です。
82:名無しNIPPER[saga]
2018/04/20(金) 23:03:02.26 ID:oAmRbez70
「十分関係あるよ。ここは私のクラスでもあるし、もうすぐ授業だって始まる」
冷静に相川が告げた。興奮したままの彼女は、それを聞き入れる気配がない。
また怒りが爆発して抑えきれなくなったのか、彼女は相川を押しのけてもう一発俺に平手打ちをかましてきた。
83:名無しNIPPER[saga]
2018/04/20(金) 23:03:30.28 ID:oAmRbez70
まぁ、田中さんが本日登校していないことと、田中さんの親友がここまでキレていることを考えれば、何となく想像できる気がする。あくまで気がするだけ。
生憎俺は名探偵ではないので、事の詳細など推測できるはずもない。
84:名無しNIPPER
2018/04/20(金) 23:05:38.12 ID:oAmRbez70
また>>83でほおが?になってますね、すみません。
続きはまた明日にします。
85:名無しNIPPER[sage]
2018/04/20(金) 23:10:43.24 ID:X07u+Hdo0
乙
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