八幡「やはりYutaの描くラブコメはまちがっている」
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116:佐藤勇太[saga]
2018/05/27(日) 17:15:04.73 ID:LoPmCAMYO
私は気になった事を質問した。

「質問するけど、その被害者って誰の事? それによって対応が違って来るんだけど…。」

「ああ。被害者は城廻八幡っていうの。私としては謝りたいんだけど、どうすれば良いのか分からなくなっていて…。」

「雪ノ下さんに更に質問するけど八幡君に頭を下げる覚悟はある?土下座してでも謝る覚悟が…。あるなら私も一緒に謝罪するし土下座もするわ。」

「覚悟ならある。どうすれば良いのか分からなかっただけだし貴女と一緒に謝罪するわね。

今さら由比ヶ浜さんと一緒に行動するわけにはいかないし、連帯責任を取るのも嫌だし、ましてや人として最悪の事をした訳だし、貴女と一緒にやり直すわ…。」

雪ノ下さんの話を聞いて、私はポケットから携帯を取り出して停止ボタンを押した。

「雪ノ下さんに1つだけ謝罪するね。貴女が私に相談があると言った時から悪いんだけど録音させて貰ってたの。本音を聞きたくて本気で謝罪する気が分かって良かったわ。八幡君も貴女が反省の意志があるのが分かったら、少なくとも今後彼とは関わる事が出来なくても、私と二人でひっそりとやり直す事位は認めてくれると思うわ。雪ノ下さんはそう言う交渉は苦手のようだし全ての交渉は私がするけど。雪ノ下さんは私についてきてくれる?」

「分かったわ…。」

「まず、結論から先に言うね。八幡君に本気で謝罪した方が良いわ。あの鶴見先生と家族ぐるみの付き合いがあって、姉があの優秀で皆に頼られていて、教師から信頼の厚いって評判のめぐり会長だよ。これからの貴女の生活に間違いなく影響が出ていたわ。」

私がそう言うと雪ノ下さんは真っ青の顔をしていた。私は八幡君に本気で交渉をする決意をしていた。


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