1: ◆h2R5lxXxbk[saga]
2018/04/16(月) 00:25:45.34 ID:rr9pDwNT0
大槻唯は小さなボックス部屋で歌っていた。
彼女は笑顔だった。
手元にあるタブレットに数字を入力して、流行りの曲を呼び出す。
イントロが流れると唯はマイクを唇に近づけ、歌った。
喉が乾いて烏龍茶を飲んだ。
カラオケを楽しんだ。
別れ際、唯の友達は言った。
「唯は歌が上手くて羨ましいよ」
唯は得意げに笑った。
自負していることを褒められるのは嬉しいことだ。
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2: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2018/04/16(月) 00:26:31.34 ID:rr9pDwNT0
唯が事務所に着いたのは夕方だった。
空はオレンジ色に染まっている。
黒い雲が流れている。
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