30:名無しNIPPER[saga]
2018/04/15(日) 12:07:13.08 ID:lvjMA85h0
医者「君、馬鹿でしょ?」
男「サーセン」
医者「今後、こんな無茶はしないように。親御さんが泣くからね」
男「ッス」
医者「態度悪いな!?」
男「ちっ、また死に損なった」
死神「………」
男「……どうしたの? 死神ちゃん。元気無いね。なんかあった?」
死神「いや、別になにも無いよ」
男「そう? 僕が死のうとしても止めないし。あ、もしかしてもう死んでいいの?」
死神「いいわけ無いでしょ」
男「ちぇー」
死神「君はさ、死んだらどうしたいの?」
男「なにそれ? 死んだら?」
死神「そりゃ、死神なんて私みたいな存在がいるんだもの。死後の世界だってちゃんと存在するよ。君が死んだら魂だけの存在になってそこへ行くんだ」
男「へぇ、考えたこともなかった。とにかく死ぬことしか考えてなかったから」
死神「これは君が良ければの話なんだけどさ……死んだら私の仕事を手伝ってくれないか?」
男「仕事って、死神?」
死神「ああそうだ。全ての魂が運命に従ってしかるべき時に生き、しかるべき時に死ぬ。そのサポートをする仕事だ。大変だがやりがいはある。どうだ?」
男「んー、死んでからのことなんて考えてもみなかったよ」
死神「こ、答えは今すぐ出さなくてもいい。死んだ後でも全然かまわないからな」
男「うん、わかった。でもあれだね、死んでからも死神ちゃんと一緒にいられるなんて僕は幸せ者だね」
死神「きゅ、急になにを言い出すんだよ君は///」
男「ただ自殺するだけのはずだったのに君が来てからなんだか楽しいや。これって変だよね?」
死神「変じゃないよ。変じゃない」
男「そっか」
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