187: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/26(木) 21:18:40.66 ID:iButzoxC0
肩を震わせて、子供のように泣きじゃくるアウル。
ステラは、そんなアウルの髪を撫で、そっと肩に抱き寄せた。
ステラ「大丈夫…死なない…守る…」
アウル「ま、もる…?」
ステラ「うん…守る」
守るということは、死なないということだ。あたたかくて、やさしい言葉。
シンが自分にしてくれたように、頭を撫でながら、その言葉を言い聞かせる。
ステラ「守る…だから、大丈夫…」
アウル「かあ…さん…」
やがて、アウルが正気を取り戻し、顔を真っ赤にして振りほどくまで、ステラはずっとそうしていた。
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