アスラン「頼りにしているぞ、シン」
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108: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/19(木) 18:04:14.34 ID:k+y3Cfxv0
部屋に戻ったシンは、備え付けのソファーに腰を下ろし、ステラに貰った貝殻を掌で弄びながら、彼女に想いを馳せた。
出会って半日も経っていないし、交わした言葉も少ない。それでも、彼女のことを心の底から守りたいと思った。
信頼しきって、全てを委ねるようなステラの瞳は、シンを誇らしい気持ちにさせてくれた。
この子には、俺が必要なのだと。そしてきっと、俺にもこの子が必要なのだと思った。

シン「もう一日、休暇が残ってればなあ…」

彼女のフルネームも、住んでいる場所も聞かずに戻ってきてしまったことを、心底後悔した。
だが、なんとなくではあるが、ステラとは再び会える気がしていた。
戦争が終わったら、ディオキアにまた来よう。そして、ステラの手がかりを探そう。
君を守ると、会いに行くと、そう約束したから。


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