26: ◆eUYYCXmg66AS[saga]
2018/04/14(土) 21:09:40.84 ID:U2ZZFKn3o
なでしこは手慣れた様子でマッチを擦り、火を入れる。細長いガラスのグローブに火が立ち登った。
「おお……」
思わず声が漏れてしまった。
真っ直ぐ伸びる火、それは何かを燃やすわけでも、加熱するわけでもない、ただただ周りを照らすための火。
ゆらゆら揺れる火は意志を持っている様にも見えて、私達と無言で語り合っている。
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