千歌「GANTZ?」穂乃果「もうひとつの物語」
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45: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2018/04/11(水) 00:41:04.92 ID:Oxw6Sm3G0
部下の吸血鬼の一人が懐から取り出した拳銃をことりの額に当てる。
その様子を目撃した他の客は悲鳴を上げながらその場から逃げ出す。
ことりは顔色一つ変えず、銃口を突き付けてきた吸血鬼の目を見つめる。
ことり「………」
吸血鬼「ああ? 何見てるんだよ」
吸血鬼「怖くて声も出ないんですよ、こいつ」
花陽「こ、ことりちゃん……!」
ことり「……はぁ。心外だなぁ」
幹部B「心外?」
ことり「だって、私達を見てがっかりしたんでしょ?」
吸血鬼「当然だ。コウサカとソノダ以外は雑魚だと聞かされているからな」
ことり「へぇ……」ニコッ
幹部B「っ!! おい、早く撃―――」
―――バンッ!!!
銃口を向けていた吸血鬼の腹部が爆発四散した。
周囲のテーブルやその上にあったスケッチブック、地面に吸血鬼の“中身”と血が飛散する。
返り血で真っ赤に染まった ことり の手にはXガンが握られていた。
ことり「うぅ、この距離で銃は失敗だったなぁ。全部浴びちゃった」ベットリ
幹部B「やりやがったな……貴様」ギロッ
ことり「……あーーーーっ!!! 提出用の衣装案が!!? 折角完成したのにぃ!!」ガーンッ
花陽「あーあ……新作のモンブランケーキはお預けですか。残念です……」シュン
吸血鬼「この状況で嘘だろ……」
吸血鬼「こ、こいつら狂ってやがる!?」
幹部B「クハハハハハッ!! 見た目に寄らず頭のネジがぶっ飛んでやがる。ちょっと安心したぞ」ニヤッ
ことり「花陽ちゃん、やっちゃおうか?」カチャッ
花陽「うん……そうだね」ブウゥゥン
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