千歌「GANTZ?」穂乃果「もうひとつの物語」
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41: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2018/04/11(水) 00:36:25.00 ID:Oxw6Sm3G0



穂乃果「お、話しているうちに家に着いたね。これから晩御飯作るから手伝ってもらえる?」

千歌「はーい」



―――ガラガラ



穂乃果「ゆきほー、ただい……ま……」

千歌「穂乃果さん? 立ち止まってどうし―――」



家の中を確認した千歌は目を疑った。

ドアや襖は壊され滅茶苦茶にされている。
廊下の床や壁にはおびただしい量の血痕と弾痕。

何が起こったのかは一目で分かってしまった。



千歌「こ、これって……まさか」

穂乃果「………ッ」



―――プルルルルル



穂乃果のスマートフォンから呼び出し音が鳴り響く



千歌「ッ!!? 穂乃果さん!!」

穂乃果「……もしもし」


『―――家の様子は見たか?』


穂乃果「うん、丁度今見てる」

『なら話は早い。お前の妹は預かった』

穂乃果「預かった? “殺した”の間違いじゃないの?」

『……ふっ、生きているかどうかは来れば分かるさ』

穂乃果「それで、私はどうすればいいの?」

『ここの場所をメールで送った。誰と来ても構わないが……恐らく誰も来てはくれないだろうがな』

穂乃果「どういう意味?」

『今に分かる。無事にたどり着けることを祈っているぞ―――』ブツンッ




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