千歌「GANTZ?」穂乃果「もうひとつの物語」
↓ 1- 覧 板 20
27: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2018/04/11(水) 00:21:19.60 ID:Oxw6Sm3G0
三体の吸血鬼による連携攻撃。
それだけでも厄介極まりないのにも関わらず、その隙間を縫うように弾丸を撃ち込まれる。
絵里のスーツの耐久値はみるみる削られてゆく。
絵里(こいつら、全員が滅茶苦茶な強さじゃない!? 流石に私一人じゃ無理よ!!)
ボス「―――もらった!!!!」ドゴッ!!!
絵里「んな!?」キュウゥゥゥン……
レンズからゲル状の液体が流れ出る。
スーツの機能が停止、パワーアシストも防御力も無くなってしまった。
ただの人となった絵里に畳みかけるように斬りかかる。
幹部C「オラあああ!!!」ズバッ
幹部B「はっ!!!」ドスッ
幹部A「……」バンッ!!!
―――ブシュッウウゥゥゥ!!!
絵里「か゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!?」
左肩から肘にかけての筋肉と右肘から下を斬り落とされ
わき腹をライフルの弾丸が抉る。
絵里「ぐっ、痛〜〜〜〜〜っっっ!!!!!」ズキンッズキンッ
屋上の端まで追い込まれた絵里
余りの激痛に膝から崩れ落ちる。
そんな絵里の首元に吸血鬼のボスは日本刀の刃を当てる。
ボス「……終わりだな」
絵里「お、終わり? まだ……私は死んでない…けど?」
ボス「強がるな。その怪我なら放っておいても死ぬだろうが、楽に殺してやるよ」
絵里「へぇ……意外と優しいのね」
ボス「最期に一つ、質問だ」
絵里「……?」
ボス「貴様の名前は『絢瀬 絵里』で間違いないな?」
93Res/101.16 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20