カドック君がカルデア爆破から生還しました。【Fate / FGO】
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77: ◆.qiZSe5l06[saga]
2018/04/12(木) 23:50:24.34 ID:+hT2G1pZ0
僕も残りの魔力すべてをキャスターに注ぎ込む。……これがとぎれれば聖剣がくると考えるべきだ。ヤツの残り魔力では打てるか打てないかはわからないが、撃たれたら僕たちの負けは明らかだ。

この攻撃でかたがつくとは思わない。今のうちに打開策を見つけるんだ。

落ち着け。まだ全てを出し切ってはいない。まだだ、まだ打てる手はあるはずなんだ……知恵を回せ。
以下略 AAS



78: ◆.qiZSe5l06[saga]
2018/04/12(木) 23:51:16.38 ID:+hT2G1pZ0
とてつもない気迫。対峙しているだけで息苦しい……いますぐ逃げ出せ、と足が掛けだしそうなのを皮肉でなんとか抑える。


カドック「勝負を急いでいるな。よほどあの大空洞に引きこもっていないのが不安らしい」

以下略 AAS



79: ◆.qiZSe5l06[saga]
2018/04/12(木) 23:52:28.23 ID:+hT2G1pZ0
カドック「そういえば……キミの真名を、まだ聞いていなかったな」

キャスター「ごめんあそばせ。忘れちゃったわ。あなたのせいよ。こんな呼び方するんだもの」

カドック「そりゃ悪かった」
以下略 AAS



80: ◆.qiZSe5l06[saga]
2018/04/12(木) 23:53:55.29 ID:+hT2G1pZ0

そびえたつ壁……これは、城塞の再現か?

城塞宝具。キャスターの呼び出した城壁が黒い極光を迎え撃つ。

以下略 AAS



81: ◆.qiZSe5l06[saga]
2018/04/12(木) 23:54:51.40 ID:+hT2G1pZ0
――――


セイバー「……さて。はやく大聖杯のもとに帰らねば。……しかし魔力もない。ここから移動するのは少々手間だな」

以下略 AAS



82: ◆.qiZSe5l06[saga]
2018/04/12(木) 23:55:38.06 ID:+hT2G1pZ0
思えば凡才の僕の心なんてとっくに折れていた。

だったら、折れた心で死体のように無様に立ち向かえばいい。

宝具は防ぎ”きれない”。――なら首の皮一枚繋がればそれでいい。
以下略 AAS



83: ◆.qiZSe5l06[saga]
2018/04/12(木) 23:56:10.28 ID:+hT2G1pZ0
セイバー「ハ、あ……」


セイバーが白い息を吐きながら凍り付いていく。

以下略 AAS



84: ◆.qiZSe5l06[saga]
2018/04/12(木) 23:57:17.57 ID:+hT2G1pZ0
キャスター「嘘……でしょう……?」

セイバー「とうとう万策尽きたようだな。よくぞここまですがりついた。……ここまでだ。今そちらに行って手ずから引導を渡してや……」


以下略 AAS



85: ◆.qiZSe5l06[saga]
2018/04/12(木) 23:57:49.11 ID:+hT2G1pZ0
そうか……いつからか姿を見なかったが水を精製していたのか……。


カドック「全力で凍らせろぉおおお! キャスターぁあああああ!」

以下略 AAS



86: ◆.qiZSe5l06[saga]
2018/04/12(木) 23:58:19.98 ID:+hT2G1pZ0
キャスター「今の遺言、気に入ったわ」

ロマン「セイバー、霊基消滅確認。やったぞ! すごいぞカドック君! これでその時代は修正されるはずだ……いや、大空洞にあった聖杯を回収しよう。それでひとまず解決だ。お疲れ様……カドック君!?」

カドック「ぐ、ああ、あ……」
以下略 AAS



87: ◆.qiZSe5l06[saga]
2018/04/12(木) 23:59:44.93 ID:+hT2G1pZ0
「ロマニ・アーキマン……カドック・ゼムルプス……なぜ管制室にいなかったのだ。この無能どもめが」

このあと大聖杯の元に出現したレフ・ライノールは徒歩で森に向かい、オルガマリー・アニムスフィアをカルデアスに落とす。

カドックはキャスターをつれ、無事カルデアに帰還した。
以下略 AAS



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