【安価とコンマ】幻想郷を気ままに生きるそのC【東方】
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44: ◆0qymaZmZ6Vqd[saga]
2018/04/14(土) 23:24:28.97 ID:aU8xkrN80
7.悪夢と言えば、この人


「そんなのッ全部全部……!」


少女の手が震え、握った光輪がわなわなと震える。


「こんばんわ」


風が巻き起こり、瞬きをすれば、全てが消えていた。


縁「こんばんは、お仕事ご苦労様です」


否、真っ白な世界に人影が三つ。
呆けている少女、脱力する中年男性、そして舌なめずりをする少女。


ドレミー「私はドレミー・スイートと申します。貴女の悪夢は美味しく頂戴いたしました」

諏訪子「ゆ、夢?今のが?」

ドレミー「はい。先程のお友達は夢です、そっちの仙人はどういうわけか本人ですが」

縁「自ら望んで来た訳ではないと述べさせていただきます」

諏訪子「じゃぁ」

縁「貴女の不安は一通り聞いてしまいました。私をいまだに大事に想われていることも」

ドレミー「ご安心ください。目覚める前に記憶は消えしまいます」

ドレミー「悪夢とは人の奥底に秘めた不安、期待、もしくは過去を振り返ろうとして起こるもの」

ドレミー「夢が現実に悪影響を出さないようにするのが私の仕事ですから」

諏訪子「夢、夢なら…」

ドレミー「ご期待に添えず申し訳ないのですが、本来あるべきで無いものは追い出してしまいましょう」

縁「ということらしいので、また現実のほうで」

諏訪子「うん…ふふっ、覚えてないらしいけどね」




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