神「異能力者七人のバトルロワイヤルが見たいな・・・」【安価】
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◆mMuVgEBA.s
2018/04/06(金) 04:14:06.71 ID:RINCFvch0
一番主人公っぽい設定してるので『六東 秋』の視点から物語を始めます。
・・・
天使「どうも天使です。『六東 秋』お前は選ばれた」
秋「・・・は?」
秋(気が付くと、俺はビル(?)の一室で座っていた)
秋「どっ、どこだよここ」
天使「お前。いや、お前達には今から殺し合いをしてもらう」
秋「は?殺し合いって、何・・・」
天使「これがルールの紙、お前の能力について書かれた紙。そして特殊レーダーだ」
秋「話聞けよお前っ!」
天使「ぎゃあぎゃあうるさいなぁ・・・もっと静かな奴の担当になりたかったよ」
秋「・・・さっきから、何言ってんだ、お前」
天使「あーあー、分かったから。お前は特別頭が悪そうだから念入りに説明してやる」スイッ
秋「あっ・・・!?」
秋(目の前の天使(?)が指を振った途端、体が動かなくなった)
秋(口を動かす事すらできない。なんだこれ、超能力・・・!?)
天使「黙ってよく聞け・・・とある天界に、暇を持て余した一柱の神が居た」
秋(なんだそのモンスターエンジンのコントに出てきそうな神様は)
天使「そしてあんまりに暇だったもんで、こんな催しを企画なされたのさ」
秋(そこで天使が、さっき俺に手渡そうとしていた紙を俺に見せた。『異能力者七人のバトルロワイヤル』・・・などと書かれている)
天使「これの『参加者』にお前は選ばれたのさ。六東秋。そしてここは『参加者』と案内役の私しかいない無人の街だ」
天使「つまりお前はコロッセオの中の剣闘士。リングの中のプロレスラー。切り株の上の昆虫って事だ」
秋(虫扱いかよ)
天使「ここまでに何か質問は?」スイッ
秋「異能力者。・・・って、俺はお前みたいな超能力は持ってないぞ」
天使「ああ、『それ』はこっちで用意した。剣士には剣が、レスラーには覆面が、昆虫にはワックスが必要だからな」ピラッ
秋「『十文字変』・・・?」
天使「それがお前の命運を握る『能力』だ。よーく読んどけ。じゃあ私は寝るから。何か質問があれば・・・」
秋「あ、ちょっと待て!」
天使「・・・なんだよ」
秋「『俺の記憶が無い』・・・のも、お前の仕業なのか?」
天使「・・・はぁ?知らないよ。これに選ばれる前に頭ぶつけたんじゃねーの?」
天使「・・・いや、でもどうだろう。あの人も悪ふざけで色々やるからなぁ・・・そのせいかもしれん」
秋「あ、あの人、って神様の事か!?じゃあそいつに会わせてくれよ!何か・・・」
天使「ダメだ。それは天使の私でもできん・・・でも向こうは今こっちを見てるから、面白い事すりゃあ、会うぐらいはできるかもな」
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