ありす「マジで魔法少女、頑張ります」
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5:名無しNIPPER[saga]
2018/04/05(木) 21:22:10.09 ID:2q1m73wA0
――通学路(横断歩道前)

ありす「家を出るの、ちょっと早かったかな……」


<プップー!!


ありす「え? あっ――」

ありす(そんな……横断歩道で信号待ちをしている私の目の前に、トラックが突っ込んで来るなんて……)

ありす(しかもトラックの運転手の様子を見ると、どうやら眠っているようです。長距離運送による疲労でしょうか、あいにくこの道は平坦な一般道です。段差舗装でもされていれば車体が揺れて運転手も目が覚めたかもしれませんが)

ありす(ああ、だけど今の私は目の前に迫るトラックを見て何も反応出来ず立ち尽くすだけです。逃げることもできませんし、次の瞬間には私はトラックに跳ねられ、新聞の片隅に『女子小学生、通学中にトラックに跳ねられ死亡。居眠り運転が原因か』と記事が作成されることでしょう)

ありす(ごめんなさい、お母さん、お父さん。私は先に死んでしまいます。親不孝者です。Pさん、私はもっとあなたの傍でアイドルをしていたかったです。文香さん、大きくなったらあなたみたいな女性になりたかったです)

ありす(やっぱりトラックに跳ねられたら痛いのでしょうか。それとも痛みを感じる前にショック死してしまうのでしょうか。目の前のトラックが激しいエンジン音を上げて――)



ありす「……ってあれ、何だかんだと1分くらい色々頭の中で考えていましたけど、中々跳ねられませんね?」チラッ


<プップー!!


ありす「え……トラックの車体が、浮いてる……?」


???「ふー……」


ありす「ん?」ピクッ



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