169:名無しNIPPER[saga]
2018/04/22(日) 22:31:08.33 ID:FRJNW27z0
レッド「ピジョン、蹴散らせ!」
ロケット団員「くそう! このまま楽に進めると思うなよ!」
ロケット団員2「ロケット団のアジトは地下四階まで存在する! 無事に最後まで辿り着けるかな?」
ロケット団員3「シルフスコープ? とかいうのを使うと、見えないものが見えるようになるらしいぜ。望遠鏡を覗き込む天体観測みたいだな。オーイエーアハーン?」
レッド「悪い奴らって案外フランクだな……」
ロケット団員4「エレベーターを使わなければ最奥までは辿り着けない。そしてエレベーターを使うには鍵がいるんだ。ふっ、話しすぎたかな」
レッド「本当にな」
ロケット団員4「そしてその鍵がこれだ」
レッド「キューピー3分クッキングかよ!?」
ロケット団員4「ほら、やるよ。健闘の証だ」
レッド「えっ、お、おう。ありがとう。お前は敵ながらサバサバしすぎてて、最早スパイじゃないかと疑ってるよ……」
〜何やかんやあってボスの部屋〜
サカキ「ふむ……君がレッド君かね。下のフロアの団員から連絡は周ってきたよ。キャンプ気分でうちの団員を蹴散らしてくれた、とね」
ピジョン「えへへ〜」
ユンゲラー「凄く楽しかったです……! ありがとうございます……!」
サカキ「ど、どういたしまして……?」
レッド(すげえ、悪の組織の親玉困らせてる)
サカキ「何だか調子が狂うな……まあいい。私の母が設立し、今日に至るまで悪事の限りを尽くしているこのロケット団の歩みを、こんな所で止めるわけにはいかないのだよ。闇ブローカーの意地を見せてやろう」
レッド「正直あんたらの悪事がどうとかそんな事は興味ない。むしろアジトに迷惑掛けてごめんなさいって感じ。ただ、挑まれたポケモンバトルを受けないわけにはいかない。それだけだ」
サカキ「成程……今のパーティでは完敗だ。何ら信念のない少年に屈したというのは、私の生涯で一二を争う屈辱だが、実力を認めるしかないな……」
レッド「ごめん……なんかごめんなおっさん……」
サカキ「シルフスコープ、というのを知っているかね」
レッド「見えないものを見えるようにする、とかいう哲学的なアイテムなんだろ。団の人が言ってたななんか」
サカキ「やろう」
レッド「いや、金貰ってもいらねえよ! 壺の押し売りみたいな真似はやめろ! 恥ずかしくないのか10歳を相手にこんなこと!」
サカキ「風評に惹かれて強奪してきたはいいものの使い道が分からず無用の長物だ……これは私と君の健闘の証だ、受け取れ……!」
レッド「ぜっっったい要らねえ……! 自分が要らねえもんを人に擦り付けんじゃねえ……! っていうか団の奴も言ってたぞ、その健闘の証とかいう謎ワード! 流行ってんのか?」
サカキ「人からの好意は素直に受け取りたまえよ……!失礼だと親から教わらなかったのかね……!」
レッド「そのよく分かんねえもん顔に押し付けてくんじゃねえ……! あんたこそ、知らない人からものをもらってはいけないって学校で教わんなかったのかよ……!」
サカキ「犯罪組織の首領が素直に学校に通っていたと思うのかね? 生まれついての王に教育機関など不要なのだよ!」
レッド「偉そうに言ってんじゃねえぞホイ卒野郎が……!」
ユンゲラー「お母さん、お父さんとそこのおじさんは何してるの?」
ピジョン「……ケンカ?」
結局、謎の友情が芽生えそうになったものの、タマムシシティの地下に蔓延る悪の組織を制圧させる事に成功した。シルフスコープは強引に押し付けられた。
通報に駆け付けたジュンサーさんからは街の治安を守ったとめっちゃ感謝され、表彰されかけた。だがシルフスコープは受け取ってもらえなかった。
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