14:名無しNIPPER[saga ]
2018/04/05(木) 20:51:09.24 ID:ocovSoLA0
イワーク「驚いたな……やるもんだ」
タケシ「あぁ……ポッポ1匹でよく立ち回る。良いコンビだな」
レッド「偉いぞポッポー!よぉーしよしよしよし」
ポッポ「……んぅ……くすぐったいよぉ♪」
イワーク「すごい溺愛ぶりだな。一ポケモンとしては羨ましい振る舞いなんだが?」
タケシ「俺達はあーいうガラでもないだろ」
イワーク「んっ……といいつつ撫でてくれるんだな。君はもうこういう事をしてくれないものだと思っていたよ」
タケシ「寂しい……ものなのか。そういうのって」
イワーク「そうだな……私は、寂しいけれど我慢してるんだ。君の世間体を考えてね。ジムリーダーがポケモンとイチャついていても恰好がつかないだろう」
タケシ「今はいいのか?」
イワーク「……向こうの乳繰り合いに、多少嫉妬してしまったのかもしれない」
タケシ「私は我慢してるのにってか」
イワーク「……茶化さないでくれ。撫でる手、止まってる」
タケシ「はいはい、仰せのままにお嬢様」
イワーク「もう……私みたいな身長ばかり大きいデカ女だって、あのポッポみたいに甘えられたらって思う事もある……これでも女の子なんだ」
タケシ「……はっはっは、今日はお前の珍しいところばかり見えるな。それも全部君のお陰だよレッド」
レッド「ぅおっ!急に話しかけんなよ、今お互いカップル2人だけの空気作ってたじゃん完全に!」
タケシ「それはお楽しみ中のところ申し訳ない。はい、これがバッジだ。でも、まずはお互いの相棒の傷を治す事が先決ではないかな」
レッド「……それは確かに」
レッド「バッジありがとう、良いバトルだった」
タケシ「こちらこそ、君達の旅が良いものである事を祈っているよ」
イワーク「あの少年、目つきが変わったな」
タケシ「流石によく見てるなイワーク。面白いな、あのコンビは。ただのバカップルに見えてまだお互いに気を遣いあってる」
イワーク「そうだな。よくよく見れば、しっかり1つ目のジムの挑戦者だった。少年は足が震えていたし、人型のポッポは後ろ手で緊張を隠していた」
タケシ「初々しいな、全く良い仕事だよジムリーダーは。彼等の今後が楽しみだ」
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