【ラブライブ!】海未「────そして、最後のページには」
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22: ◆aAGpgHyonkae[saga]
2018/04/03(火) 23:23:43.78 ID:/xxslZLRO
私はそんな二人が…………羨ましいのです。

…………私も、そんな風になれたら、な。

なんて。

幼い頃からずっと思ってました。

もしかして、私がスクールアイドルとして活動出来たのは二人への憧れから……?


海未「────っ」


開いた眼に映ったのは買ったばかりのノート。

それを手に取りページをめくった。

……真っ白なノート。

はじめて作詞をしたときも、こうやってノートを眺めていましたね。

あの時は…………そう。

これから先どうなるか不安でいっぱいで…………。


『一人で練習しても意味がありませんよ。

やるなら三人でやらないと』


けれど、こんな私でも輝くことが出来るかもしれないと。


『緊張しませんように』


淡い期待に心を躍らせて。


『そ、そうですか。あのステップ私が考えたのですが……』


…………スクールアイドルが好きだったから。


『みんなのハート、撃ち抜くぞぉ〜!』


みんなといるのが楽しかったから。


『ばぁんっ♪』


私は『私』でいられた。


『ラブアローシュート!』


────私は。


ペンが勝手に動いている気がした。

私は描く。

みんなとの今までと。

みんなとのこれからを。



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