【ラブライブ!】海未「────そして、最後のページには」
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◆aAGpgHyonkae
[saga]
2018/04/03(火) 23:21:52.54 ID:/xxslZLRO
海未「やっぱり私、自信がないんです。
自分自身に。
新しい詩にも。
絵里たちが…………卒業してからのことも。
どうしても不安な気持ちが消えなくて……」
震える声で、そう伝えた。
「…………そう」
海未「一体どうしたら…………どうしたら良いのでしょう?」
ダメ……せっかく花陽に元気を貰ったというのに。
私はまた────
「────歌詞、書いてみたら?」
海未「……は?」
一瞬、絵里が何を言っているのかわからなかった。
「うん。それがいいと思う。
今の海未の気持ちを歌詞にしてみましょう?」
何を、言っているのですか?
「別に、みんなに見せる必要はないわ。
μ'sとかスクールアイドルとかそういうのはあまり深く考えないで。
ありのままのあなたで作詞をしてみたらどうかしら?」
…………本当に、何を言っているのだろう?
頭ではそう考えていました。
けれどなぜでしょう?
なぜだか私は、
海未「────絵里が、そういうのなら」
そう、答えてしまうのでした。
きっと、それだけ絵里のことを信頼しているんだと思います。
μ'sを導いてくれた、優しくて強い絵里先輩のことを。
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