8:名無しNIPPER[saga sage]
2018/04/03(火) 11:13:48.41 ID:SdHnsr1b0
響『電と朝潮を見つけたよ』
提督「よくやった、響。それで二人はどうしてる?」
響『しばらく泣いていたみたいだけど……。あ、今移動を始めたみたいだね』
提督「どこに行くか分かるか」
響『待ってて』
響『朝潮、どこに行くんだい?』
朝潮『ひっく……前門に……うく』
電『そ、そこで信号無視して……ひっく……やるのです……』
提督「くっ……胸が痛い……私は彼女たちをここまで追い詰めていたのか……」
提督「私は彼女たちに謝らなければならない……。よし、全力で彼女たちをバックアップするんだ!傷一つ付けてはならんぞ!雷、聞こえるか?」
雷『聞こえるわ。それで、どうすればいいのかしら?』
提督「これから全ての危険を取り除く。加賀たちは居るか?」
加賀『聞こえているわ』
提督「まずは空母全員に艦載機及び彩雲を飛ばすように指示。索敵を行って、前門に近づく車があったら容赦なく爆撃してかまわん!」
加賀『分かったわ』
提督「聞いた通りだ、国交省に連絡して今すぐ周囲の全信号機を赤にしろ!」
大淀「はっ!」
提督「長門や金剛達全員は前門付近の車道をすべて封鎖せよ!」
金剛『分かったデース。高速戦艦の本領を見るネー』
提督「響、準備が整うまで電たちを引き留められるか?」
響『了解、やってみるよ』
響『朝潮、電、どうせなら電車ごっこで暴走した方がいいんじゃないか?』
電『はっ、そうなのです!響ちゃんの言う通りなのです』
朝潮『あっ、でもロープが……』
響『心配ない、私が取ってこよう……』
提督「よし、うまくいっているようだな」
天龍『大変だ提督!』
提督「どうした天龍、何か問題か!?」
天龍『あいつ等が歩くだろう道に、石ころが落ちてやがるんだ……』
提督「なんだと!?そんな……なんてことだ!もしもこけたら……」
天龍『ああ、怪我しちまうぞ』
提督「くっ……天龍、石をどけられるか……?」
天龍『可能な限りやってやるぜ!おらーお前ら、死ぬ気で石を拾え!』
球磨『任せろクマー』
北上『このハイパー北上様が全力でやっちゃいましょーか』
提督「任せたぞ……」
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