みく「あれは李衣菜チャンと……有香チャン!?」
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1: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/04/03(火) 05:59:07.93 ID:GX2d7X3Z0
【モバマス・デレステSS】です
――――繁華街
みく「え、なんで? なんであの二人が一緒に」
有香「?」クルッ
みく「はにゃ!?」ササッ
みく(うう、思わず看板の陰に隠れちゃったけど、なにしてるのにゃみくは……これじゃ完全に不審者にゃ……)
みく(けどまずは落ち着くにゃ、落ち着いて……まず放課後に二人が一緒なのは別にいいにゃ、うん)
みく(きっとなにか理由があって二人で買い物にでも来たのにゃ、きっとそうにゃ……理由ってなんにゃ?)
みく(買い物するにしてもあの二人だけでいる理由が分からない……李衣菜チャンから誘ったのならどうしよう……)
みく(――いや、誘ったのが李衣菜チャンでも別にみくはどうってことないにゃ。でもまた変なウワサに繋がることなら怒るべきにゃ)
みく(そうにゃ。そうと決まればすぐにここから出て)ヒョコ
李衣菜「……? ――……」
有香「……! ――……」スッ
李衣菜「――?」クルッ
みく「ふにゃ!?」ササッ
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2: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/04/03(火) 06:00:47.83 ID:GX2d7X3Z0
李衣菜「……」
みく(あーもーだから李衣菜チャンはどうしていつもそう間が良いのか悪いのか分からないことするにゃ! こっち見るにゃ!)
3: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/04/03(火) 06:02:58.78 ID:GX2d7X3Z0
みく「あ、焦ったにゃ……隠れてる時にスマホが鳴るなんてほんと……でも今の着信音は李衣菜チャン用の……え?」
みく(まさかそんな、ありえない……偶然にゃ、李衣菜チャンがたまたまみくに用があっただけでここにいることはバレて)
4: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/04/03(火) 06:04:21.18 ID:GX2d7X3Z0
李衣菜「いやいやいや!? こんな物陰に隠れてなにもしてないって……ともかくほら、出てきて」
みく「う、うぅ……」ソロソロ
5: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/04/03(火) 06:05:54.00 ID:GX2d7X3Z0
みく「…………ほんと?」
有香「もちろんです! だから、泣かないで下さい。ほら、李衣菜ちゃんも困ってますよ?」
6: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/04/03(火) 06:06:56.49 ID:GX2d7X3Z0
ザワザワ
「なに修羅場?」「夜にもなってないのにお盛んねぇ」「というか学生だろあの子達、大丈夫か?」
「まって全員女の子なんじゃあれ?」「見覚えある顔のような……」
7: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/04/03(火) 06:09:08.62 ID:GX2d7X3Z0
――――15分後、CDショップ
みく「つまり、有香チャンが今後のアイドル活動で役立てるために、もっと音楽のことを知りたくなったから」
8: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/04/03(火) 06:10:51.46 ID:GX2d7X3Z0
有香「はいはい♪」
みく「うっ……事務所内でもすっかりこういう反応されることが多くなった気がするにゃ……なんでにゃ?」
9: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/04/03(火) 06:12:19.28 ID:GX2d7X3Z0
みく「さー、それはともかくCDショップに来たからには早速音楽の勉強にゃ有香チャン!」
有香「はい! 未熟者にご指導よろしくお願いします!」
10: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/04/03(火) 06:14:14.26 ID:GX2d7X3Z0
――――1時間後、CDショップ
みく(……それから暫くの間、李衣菜チャンは意外なほどしっかり有香チャンに音楽のことを教えてたにゃ)
11: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/04/03(火) 06:15:07.88 ID:GX2d7X3Z0
※前川みく
※多田李衣菜
※中野有香
i.imgur.com
12: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/04/03(火) 06:17:06.97 ID:GX2d7X3Z0
有香「うーん、やっぱり音楽は難しいですね……ならば例えば、このCDなんですが」
李衣菜「お、有香ちゃんそれに目をつけるなんてやるじゃん。この人達はね、まだあんまり有名じゃないんだけど」
13: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/04/03(火) 06:18:08.54 ID:GX2d7X3Z0
みく「ふふっ、ほらほら早く答えるにゃ李衣菜チャン♪」クスクス
李衣菜「あっ、みくちゃん笑った! あぁもう待ってよ! ええと確かその人達は……インディー・ロックだったような」
14: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/04/03(火) 06:20:31.10 ID:GX2d7X3Z0
有香「え、ええ!? いつの間にこんなに沢山の人が!?」
みく「だってこのお店、みく達の事務所を猛烈に応援してくれてるのか、一面見慣れたポスターだらけでしょ?」
15: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/04/03(火) 06:21:34.83 ID:GX2d7X3Z0
李衣菜「そんなっ!? さっきちひろさんから怒られたばっかりなのにそれはマズイって! みくちゃんどうしよう!」
みく「音楽のこと有香チャンに教えるのは中止にして、お店出るしかないと思うにゃ」
16: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/04/03(火) 06:23:48.60 ID:GX2d7X3Z0
――――5分後、繁華街
李衣菜「いやー、危機一髪だったね」
17: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/04/03(火) 06:24:48.34 ID:GX2d7X3Z0
みく「うんうん、どこかの誰かさんみたいに色々手を出して本命がダメダメのまま、みたいなのよりは絶対いいにゃ」チラッ
李衣菜「なんで私を見るのさみくちゃん……ギターだって頑張ってるからね?」
18: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/04/03(火) 06:26:13.88 ID:GX2d7X3Z0
李衣菜「実を言うとやっぱり私が教えるので良かったのかなって思ってたんだ。でもみくちゃんが現れてくれた時」
李衣菜「『これでなにかあっても大丈夫』って安心出来てさ。それで今日は頑張れたから」
19: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/04/03(火) 06:26:56.02 ID:GX2d7X3Z0
みく「……買い物する気はあったし、いいよ、みくに付き合わせてあげるにゃ」
李衣菜「やった! ありがとうみくちゃ――」
20: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/04/03(火) 06:28:09.61 ID:GX2d7X3Z0
[放課後ロックスター]多田李衣菜の特訓前の光景が凄まじすぎたので。え、なにあれ、現実なのあれ
……現実だわあれ。冷静に考えていつぶりなんだ李衣菜の新録「みくちゃん」って、嬉しい、ヤバイ
しかもそれだけじゃなくて李衣菜の衣装がハイジョっぽさあるの色々堕ちそう、堕ちてた
限定SSRなので入手するのは大変ですが、手に入れた方はぜひとも色々見て、凄いので、尊いので
読んでくださった方ありがとうございました
21: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/04/03(火) 06:28:56.33 ID:GX2d7X3Z0
※アスタリスク公式再登場(?)したので過去に書いたSSも良ければどうぞ(R-18のはリンクここに貼れないので除外)
李衣菜「プロダクションのカフェに来てみたけど……」
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