【コピペは文学】都道府県SS作家はコピペで語り末筆の総括で伝説のあとがきをせんとす
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◆QQOQFKWfPs
2018/04/01(日) 19:42:55.72 ID:OxN3/x8Zo
日曜の朝、SS速報某所
SS愛好家たちが集まる小さなSSの新章が開かれようとしていた
集合時間10分前、既に来ていたメンバーは0人
そのSSの中へ、俺はSS作者として都道府県SSにカキコんだ
「おはよう!SS作者です!で、無視……と。 !」
根気なく自己憐憫する
「…言っちゃなんだけど 、傲慢。」
「うーん…じゃあもうええんちゃう?ポリシー云々以前に書き手としての心構えの問題 …」
なぜか皆の視線が泳いでいる
「感想頂きありがとうございますの気持ちすら失っている!」
他作品にカキコんでいるSS作者が大きな声を出しながらいってきた
「発言がアレなだけでちゃんとSSは書いてる。読みたい人だけがひたすらコメントする流れ」
この発言が今回のSSの趣旨のひとつであり、SS速報のルールでもあるカキコミだ
「あ、どうも!都道府県SSの創作者の姿勢として絶対にここは曲げません」
俺が挨拶をすると、カキコミルールを重視する住民達は眉間にシワをよせて、俺と都道府県SSをジロジロと見てきた
「え〜っと…都道府県SS君だっけ?君さぁ、更新されないのは残念です。」
「え…?私は一人の創作者としてこのポリシーを変えません。」
「うん。要するにこのスレの読者は作品は好きだけど作者の人間性は嫌いって事だ」
何が言いたいのかわからない。都道府県SSを嫌い呼ばわりされてイラっときた俺は言った
「何が言いたいんスか?」
「何か勘違いなさっているようですが…読者はただ作品が読みたいだけです。」
「…大丈夫っスよ!ブン回せば皆さんに迷惑かけないくらいの更新は出きますし」
爆笑の渦が起こった。そしてカキコミルール重視する住民達は苦笑いしながら言った
「ここは読者が作者に執筆を強制してるんじゃなくて。作者が書きたいから書き、公開したいから公開する場所」
視線を落とす。そこには1件2件が限界のコメントがあった
「『何かを書きたい人と読みたい人の掲示板です。』 。書くことや読むことを強制した途端“遊び”の範疇じゃなくなる(苦笑」
俺は泣きながら家に帰ると、そのまま枕を濡らして眠ってしまった
目を覚ますと午後10時、パソコンの電源を入れてあのサイトを覗いてみる
そこの掲示板には、今日の都道府県SSを楽しそうに振り返るメンバーたちの書き込みがあった
俺はハンドルネームを消して『カキコミルールなんて臭ぇんだよ![
ピーーー
]!』と書き込む。
すぐに管理人からのレスがあった
『都道府県SS君だね。当サイトのルール通り、君をアク禁にします』
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