NARUTOに異物が紛れ込みました Part.4
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807: ◆.5dCvMNp2o[saga]
2018/04/18(水) 22:05:02.96 ID:zg4NZYfQo
カブト「……!? な、なぜ! 大蛇丸様は僕には逆らえないはず!」
大蛇丸「私の術をちょっと改良した程度で、今の穢土転生をほぼ作り上げた私を完全にコントロールできると本当に思っていたの?」
カブトの目には、大蛇丸が昔の人間だったころの大蛇丸、自分が一度も勝ったことのない大蛇丸が見える
実際は穢土転生体でそこにいるのだが、もうカブトは正常な判断ができない
カブト「……僕は大蛇丸様が扱えなかった仙術まで手に入れたんですよ!」
大蛇丸「そう、その点だけは私よりも優秀だったわね。でも蛇化が進んでいるところを見ると、完全なコントロールは出来なかったようだけど」
大蛇丸は顔だけしか露出していないカブトの頬を撫でる
大蛇丸「私は昔、自らが風車を回したいと思った時があったわ。でもね、あなたを見て、サスケくんを育てて、自分の理解できない速度で成長する存在、バグを知って、私はそれらを見守りたいと思うようになったのよ」
カブト「……それではただの停滞ですよ大蛇丸様!」
大蛇丸様「その時はその停滞で風車が止まってしまうかもしれない。でもね、風がそれ以降吹かないことなんてないのよ。きっと誰かがまた風を生み出すの。私はそれを見ていたい」
大蛇丸がカブトの頬に触れると、少しずつその部分から大蛇丸はカブトの中に入っていく
ちょうど蛇化していて、大蛇丸に侵食されている部分を大蛇丸は触れている
カブト「やめてください! 僕なら自ら風を起こし続けることだってできる!」
大蛇丸「大丈夫。あなたは私と共に生き続ける。前の三人とは違って、あなたの意識はちゃんと私と共に生き続けるわ」
カブト「いやだ! やめて!」
大蛇丸「一先ず寝ていなさい」
大蛇丸が完全にカブトの内部に入り込むと、カブトの意識はそのまま落ちていった
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