92:名無しNIPPER
2018/04/05(木) 09:53:55.46 ID:pV04h44/0
一体、何がこんなに忍を焦らせているのか、戦々恐々しながら、下を覗き込んだ。
そこには、何かが滲んでいた。
血液、だろうか。
既に黒いシミとなっているので、他の何かかも知れないけれど、黒々としつつも何処か赤みを感じるそれは、恐らく血液なのだろう。
ただ血の痕があるのではない。
おびただしい量の血痕だ。
そして、それらは複雑な、どうしたらこんな跡になるのか分からない程複雑に、痕跡を残していた。
忍野「『ママ 助けて』と読めん事も無いの」
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