[安価]男「旧い町の旧い家を相続した」[ホラー]
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482: ◆lLetEg34Vc[saga]
2018/06/18(月) 21:42:25.68 ID:ZrMSpmhkO
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明「これは」
青磁「おお、日記か」
日記を開く
美麗「この辺は普通の日記だね」
静寂「もっと捲ってみて」
明「…この辺か」
○月○日
最近石にまつわる悪夢をよく見る
石が私を殺しに来る
○月□日
悪夢は現実を侵食してきている
現実でも石に関する怪異をよく目にするようになった
○月△日
違う。悪夢の侵食などではない。これこそ現実なのだ
○月■日
道路の敷石も建物に使われている石も墓石も全てみかげ様のものなのだ
○月▲日
みかげ様…あなたなのか
○月●日
違う…全て、全て誰かがみかげ様を!
私が覚えていなければならない。誰かが信じていれば彼は真の孤独に陷らないはずだ
私が生きて覚えてさえいれば
□月○日
今日みかげ様の文献を渡してほしいという少年が現れた
□月△日
悪い予感がする。文献は隠しておかなければならない
絶対にあの少年にも誰にも渡すわけにはいかない。この鍵を
ここで終わっていた
明「鍵…?」
美麗「ふむ。これのことだろう」
死んでいた老人の懐を探って部長が鍵を見つけ出した
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