[安価]男「旧い町の旧い家を相続した」[ホラー]
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140: ◆lLetEg34Vc[saga]
2018/04/06(金) 15:27:35.70 ID:hmnGW83sO
B1Fを探索する事数分
窓はどれも土の壁と目が張り付いていて、本当にここが地下だということを確信させる
静寂「ここは物理的に地下にあるのかな」
真琴「多分、上より地下の方が霊的な力は強まる」
真由「へえ、詳しいんだ?」
真由が真琴くんの方に手を置く。その手のひらから蟻が這い出る
真琴「ひやぁぁ!」
明「真由、驚かすのはやめろ」
真由「酷いなあ」クスクス
青磁「真琴の家はこの町でも有数の霊媒の家なんだよ。真琴もそこの次期当主なんだ」
真琴「絶対に後なんて継がないから。こんな怖い仕事嫌だ」
真由「クスクス、才能あるよ。私が保証する」
真琴「嬉しくないよぉ…」
「…す、け…て」
明「っ」
美麗「…聞こえたね?」
静寂「…うん」
真由「」クスクス
顔を見合わせて走りだす
―――――
―――
―
明「…何だあれ」
食堂と思わしき大きな部屋の中、その中央に巨大な死体の山が積み上げられていた
そしてその山の中から
「す、け…てた、すけて…たすけて…けて…」
と抑揚のない声が聞こえてきた
真由「どうする?」
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