【SW】シス「わらわの弟子にならんか?」ジェダイ「断る!」【オリキャラ】
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25:名無しNIPPER[saga]
2018/03/29(木) 23:29:52.16 ID:0XOCVNPz0

 ――いくらかの時間の経過の後、物語は惑星キイに戻る。
夜通しスピーダーを走らせたシンノたちは朝方、都市キイポートに到着していた。
シンノは船を停めてある着陸パッドでR3を下ろし整備を命じておいて、シス卿を連れて金策と買い出しに向かった。
時間は惜しいが、帝国軍との逃避行は準備無しでできるものではない。
帝国軍の到着は夕方頃になるだろうという推測もあってのことだ。


シンノ「150だと!?バッチリ動く4WDスピーダーだぞ!桁を間違ってるんじゃないのか!?」

車屋「きゃんきゃん騒ぐんじゃねえ、寝起きの頭に響く……それにどうせ盗品だろうが、そうそう高値を出せるかよ」

ネーア「なあシンノ、まだ終わらんか?妾は退屈じゃあ」

シンノ「お前は黙ってろっ!」


 キイポートは多くの辺境の町の例に漏れず、夜はやたら騒がしいのに、朝は誰も彼も二日酔いで動きが鈍い。
シャッターをガンガン叩いて車屋を引きずり出したはいいが、値段交渉ではシンノが折れて安値でスピーダーを売り払うこととなった。
車屋と同じやり方でジャンク屋から宇宙船のスペアパーツを買い、いくらか早起きな雑貨屋で食料と日用品を調達し……もう一つ。


ネーア「おおっ!これはまさしく黒色のローブ……シス卿の正装!シンノ!これがよい!これを買え!」

シンノ「シス卿の!?……くそっ、わかったわかった……」

服屋「……妹さんですか?」

シンノ「いや……まあ、はい、そんなところで……」

服屋「元気で可愛いじゃありませんか。裾と袖を詰める代金は結構ですよ」

シンノ「えっ……ああ、はい、どうも……」



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