【SW】シス「わらわの弟子にならんか?」ジェダイ「断る!」【オリキャラ】
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名無しNIPPER
[saga]
2018/04/17(火) 00:38:41.21 ID:0odu4eHO0
ワイマッグ「……!総督、私は……私は処刑されないのですか!?」
ターキン『通常の軍規に従えば、間違いなく処刑だ。しかし今回は三つの要因により、お前にもう一度チャンスを与えることにした』
ターキン『一つは防諜。辺境とはいえ提督……宙域のトップに君臨する者を処刑するのは、今回の敗北を察知される原因になりかねない』
ターキン『二つ目は人材不足。知っての通り、大戦中QC星系は分離主義勢力のホームグラウンドだった。ゆえに共和国軍、そしてその後継である帝国軍には、ここの地理や事情に精通している者はほとんどいないのだ――戦後、現場で経験を積んだお前を除けばな』
ターキン『その知識を処刑場の露にするには惜しいと判断した。シカーグ新提督も、QC宙域は足を踏み入れることさえ初めてだろう……よろしくサポートしろ、第二艦隊司令官』
ワイマッグ「……は、はっ!お任せください!」
ターキン『……そして、お前のその傷』
ワイマッグ「……?この頬の傷、でしょうか」
ターキン『反乱軍にジェダイがいるという報告は受けた。その傷は彼にライトセーバーで斬りつけられたんじゃないかね』
ワイマッグ「はっ、まったくもってその通りです……ご慧眼……」
ターキン『何年もジェダイと一緒に戦っていれば、その切り口くらい嫌でも覚える。お前の父も覚えていたはずだ』
ワイマッグ「……父をご存じなのですか」
ターキン『……その思い出と、ジェダイに立ち向かった胆力に免じて。これが三つ目の要因だ』
ワイマッグは父の話を持ち出されたことに不満を表すでもなく、ただ、感慨深そうに黙り込んだ。
父の思い出、そしてその戦友であるコマンダー・コーチ……今はもう帰らぬ先達の思い出が、彼の頭の中を駆け巡る。
ワイマッグ「――はは、今日ほど親の七光りを有難く思ったことはありません」
再び口を開いた時、彼の表情から緊張は消え、人間らしい感情と、若き将校らしい不敵な自信が戻っていた。
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