悠貴「き、嫌いな食べ物なんてありませんよ!」P「ん?」
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◆hAKnaa5i0.
[saga]
2018/03/28(水) 23:49:30.04 ID:+gE/rNQF0
(しばらくして)
響子「とりあえず。ニンジンのグラッセはどうですか?」スッ
悠貴「ふん!」プイッ
響子「一品でも食べないとハンバーグはお預けです!」
悠貴「ぬぬぬ!」
P「ほっほっほ。北風のごとく力で言うことを聞かせようとしてもダメなのじゃよ。響子や」
響子「何かアイディアがあるんですか。プロデューサーさん?」
P「任せておけい」
悠貴「…」
P「ほら悠貴。これは道名津(どうなつ)と言ってな。とても甘くて栄養のあるものなんだよ」スッ
悠貴「ただの『真ん中をくり抜いたニンジン』じゃないですか! 『JIN』風に持ってきても食べませんよ!」カッ!
P「チィッ!」
響子「ダメじゃないですか」
P「力不足だったな」
杏「結果は残念だったけどさ、やっぱり『食べなきゃいけない』って強要するのは良くないと思うんだ。人のやる気を奪うものは義務感だからね。その点、プロデューサーのアプローチは悪くないよ」
P「『しなければならない』は苦痛だよな」
杏「そうそう」
響子「アドバイス参考になります」
P「頑張れお母さん!」
杏「全国2000万人の主婦と私たちがついてるぞ!」
響子「ありがとうございます! 私! くじけません!」
悠貴「ふーん!」プイ-
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