4: ◆jPr03Kti1lbd[saga]
2018/03/26(月) 23:51:27.85 ID:o4tBJkwy0
なんか、気持ち悪くなってきた気がした。
電車が途中駅に着く。
「すみません降ります。」
私の声を聞いた人たちが、渋々ドアへの道を作ってくれる。
狭いけど、私なら通れる。
電車から抜け出した私はホームのベンチに座り、小さく深呼吸した。
人をパンパンに詰めた電車が、何本も私の前を通り過ぎて行く。
そろそろ行かないと、大学の講義に間に合わなくなってしまう。
…もういいや。
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