念願の管理職に就けたと思ったら、異常存在を管理する施設だった件ｗｗｗｗｗｗｗ
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82: ◆ALICE6.PAk[saga]
2018/03/30(金) 18:14:14.94 ID:fDpm4e3l0
>>78 >>80
　では管理者様は[AN-001]の収容部屋とマイクを接続し、アノマリーとの会話を試みます。
　マイクを接続し[AN-001]を呼び出すと、スピーカーからラジオをチューニングしているかのような奇怪な音が数度途切れて聞こえてきます。
　次いでスピーカーから、マイクを通しているにしてはやけに鮮明な、[AN-001]の声が聞こえてくるでしょう。

"……ようやく以て我と対話を望むか、定命の管理者よ"
"我は汝等が[AN-001]と呼ぶ者也。我が幾千の知で以て、定命たる者等に救いを与ん"

　[AN-001]の声は低い男性のものをしています。
　管理者様はそのまま自身を用いて、幾つかの実験を施行します。

･[AN-002]について尋ねる
"汝等が[AN-002]と呼ぶ怪異は我が知識に非ず"
"然し彼奴が汝等の手に落ちた状況を垣間見れば、回答は自明"
"先ずは我を攻略し、選択肢を拡げる事こそ肝要"

･[R-00002]が[O-0002]を嫌う理由について
"我が怪異は抗争の種に非ず"
"我は唯彼の者の苦患を見抜き、適切な助言をした御"
"彼の者は予てより彼奴らの横暴に辛酸を舐め続けていた。特別今回の者は自己のみを友愛する異常者也"
"我は此等の事実を伝えた御であり、その結果までは我の領域に非ず"

･[AN-001]が会話の中で自分を神様だと思わせているのか
"断じて否"
"我が怪異は所詮助言に過ぎず。結果として対面した者の感情の振れ幅が広がる御"
"我が助言は唯対面者が迷いを断ち切るべく行動し、その結果の一喜一憂が大きくなる御である"
"我自身もまたそれ以上は望まず"
"我の扱いは其れ等の結果が生んだ副産物故"

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