10:名無しNIPPER[saga]
2018/03/26(月) 00:53:19.67 ID:jMQx/ZfK0
谷風「そう言って差し出したのは、なんと金色の勲章四十個」
谷風「これには提督も仰天して言葉が出ない」
鳳翔「これは一年前のあの時、提督が拾った勲章です」
鳳翔「確かにこれを資源に換えれば楽はできたはずです、けれど私は考えました」
鳳翔「大本営に勲章の横領がバレたらただでは済まないでしょうし、何より資源が尽きてしまえば、きっとあなたは楽をすることに溺れて二度と戻れなくなってしまう」
鳳翔「それで明石さんに相談して、一芝居打つことにしたんです」
鳳翔「大本営に拾得物として預けた勲章が先ごろ帰ってきたので、もうこれは正真正銘あなたの物です……真面目に艦隊の指揮を執っている提督には無用の長物かもしれませんが」
鳳翔「さぁ、人を誑かすような女のことはさっぱり忘れて、その勲章で新しい生活を始めてくださいな」
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