櫻井桃華「この素晴らしき庶民文化探究を、皆さまと」
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7:☆3/3[saga sage]
2018/03/25(日) 20:04:06.00 ID:AGx8M9To0

桃華『ハァ、ハァ……。み、見苦しい姿を晒してしまい、申し訳ありません』

桃華『最近はレッスン漬けで、もう……心身共々ヘトヘトですの………。歩いているだけで、頭がくらくらする程で……』

卯月『大丈夫? 休憩室まで、肩貸す?』

卯月『(ホントはちょっと距離を置きたいけど…………、でも可哀想……)』

桃華『いえいえ、これしき平気です………、お優しいのですね、卯月さんは』

桃華『では、失礼します……』フラフラ

卯月『(……………)』

───ぽとっ


卯月『!』

卯月『桃華ちゃん、ハンカチ落としたよ?』

桃華『あっ!』

桃華『……ありがとうございます』

卯月『ううん。はい、どうぞ』スッ

桃華『……このハンカチは、母から頂いた大切な物なのです。掛け替えのない大切な……』







桃華『……この、“バーバリー”のブランドハンカチは……』






卯月『あれっ? それ、“スワトウ”のハンカチじゃないの? 最高級だと10万円以上も値が張るっていう、芸術的価値もある希少な……』







がしぃっ!!


桃華『貴女ッ!! 目敏く看破するその慧眼、まさしくセレブですわねッ!!! 少しお時間を頂いてもよろしくてッ!!??』ズイッ!

卯月『し、しまったァ!!! う、うわああああぁぁっっ!!!!』



〜〜〜〜〜〜回想終わり〜〜〜〜〜〜







卯月「…………って、いうことが」

千秋「(なんだろう……、島村さんとは何だかすっごい仲良く出来そうな気がする)」


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