京太郎「新生活は抱き枕とともに」
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897: ◆DAKIMApJGg[saga sage]
2022/05/27(金) 22:46:42.46 ID:W8vOG4t/o



「ただいまー」


「お, おかえりなさい!」


「なにかあったのか?」


「……べつに」


使用した形跡のあるコンドームを見つけてテンパってるなんて絶対バレたくない
絶対に処女だってばれないようにしなきゃ……


「じゃあカレー温めるからちょっとまっててくれ」


「それなら手伝うわよ?」


「カレー温めるのとスープくらいだから特に手伝いはいらないかな」


「そう……」


「ということで腹減ってると思うけどもうちょっとだけ待っててくれ」


「うん……」


そういってキッチンに行っちゃう京太郎
どうしてもコンドームが目についてしまう


「私が来るってわかってるんだったら隠しときなさいよ……」


といっても突然来るって決めたのは私なんだけどさ
そんなに時間がかからなかったはずなのにやけに長く感じる


「憧?できたぞ?」


「ふきゅ!?」


京太郎の持っているお盆には美味しそうなカレーとスープと簡単なサラダが盛り付けられていた


「見た目が悪いのは勘弁してくれよな」


「う, うん……」


「じゃあ食おうぜ」


「「いただきます」」







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