672: ◆DAKIMApJGg[saga sage]
2021/04/03(土) 23:46:53.86 ID:FRVID6pKo
翌朝
自然に目を覚ますと遅刻の心配はなさそうな時間だ
体の一部が普段より元気なのは気のせいだと思いたいが隠しようがないのでどうしようもない
福路さんに見られないようにしないとな
「とりあえずトイレにいってスッキリするか……」
そう独りごちてトイレを開けたときだった
「あの……できれば閉めてもらいたいのだけど……」
「ご, ごめんなさい!」
こちら向きに座って下着をおろして座っていた福路さんとバッチリ目があってしまった
幸か不幸かバッチリ見えたわけではない
ただ見てしまったことは事実だ
となれば俺にできることはひとつだけだろう
「あの……そろそろ頭を上げてくれないかしら……?」
「いえ, 俺の不注意で福路さんに恥ずかしい思いをさせてしまったので……」
「もとはといえば鍵をかけていなかった私が悪いから……ね?」
「はい……」
何回目をわからない土下座をした俺との問答の末にようやく頭をあげる
目の前には俺に合わせて正座をしてくれる福路さんの2つのお山が鎮座していた
「でも結構ぼーぼーらしいから見られてないみたいで安心したわ」
「……え?」
ますます立ち上がれなくなってしまうのだった
つづきますん
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