575: ◆DAKIMApJGg[saga sage]
2020/10/10(土) 23:04:57.89 ID:thG0o/NSo
いよいよこの日が来てしまいました
染谷先輩が用事でいない今日, 須賀くんと二人でのバイトです
幸い, お客様は気心の知れた方ばかりで須賀くんが盛大にトバされたくらいしかトラブルはありませんでした
今は掃除も終わり, あとは着替えて帰るだけです
「おかしくないでしょうか……」
姿見で改めて自分の姿を確認します
先日須賀くんにプレゼントしてもらった下着です
自分でいうのも恥ずかしいですがとてもよく似合っているのではないでしょうか?
といっても自分以外の誰にも見せていないので完全な主観的評価に過ぎないのですが……
「すー……はー……」
気持ちを落ち着けるためにまた深呼吸をします
さすがにプレゼントしていただいたものを見せないのは……
何度目かの言い訳です
ですが自分から見せるのははしたないと思われてしまいそうですし……
月を見ればなにかいい考えでも浮かぶでしょうか?
「きゃあ!?」
「大丈夫か和!?」
私の急な悲鳴に須賀くんが駆けつけてきてくれます
「あ, あそこに……」
「あ, ヤモリだな, 襲われたりしないから大丈夫……」
「須賀くん?どうかしましたか?」
「ご, ごめん……」
そういって慌てて目をそむけます
「あ……」
自分の格好を思い出し慌ててメイド服で前を覆いました
「見ました?」
「その……とっても似合っててかわいかったです, はい」
「だったら……責任とってくださいね?」
そういって背中を向ける彼に抱きついたのでした……
カンッ
984Res/618.37 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20