57: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/03/28(水) 23:56:37.53 ID:6pVTYQkg0
「どうしてあたしについて来てくれたの?」
初めてそんなことを聞いた。
アーニャちゃんは目を丸くして、だけどあまり迷うこともなく答えた。
「眩しかったから」
「……何が?」
「二人が、です」
言って、彼女は綺麗な目を線みたいにして笑う。
「シキも、フレデリカも、とてもスヴァボーダ……自由に見えました。
アーニャは、違いますね。今まで守られて、静かに暮らしていました」
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