加蓮「……ねえ、私の眷属になってよ」奈緒「え……」
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82:名無しNIPPER[saga]
2018/03/22(木) 00:15:40.51 ID:pEANMrWe0
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食事を済ませ、風呂にも入ってきたあたしは加蓮の部屋にたどり着く。

「はいるぞー」

「はーい」

あたしはドアを開け加蓮の部屋に入る。
もはや見慣れた光景だ。

「よう」

「ささっ、座って座って」

あたしは加蓮に言われるがままにベッドに腰を下ろす。

「んじゃ、いくよー」

加蓮の牙があたしの首筋に突き刺さる。
初めて血を吸われたときからもう何回目か。初めは怖かった吸血ももう慣れてきた。血がスッーって抜けていく感覚は変な感じだがな。

「ぷはぁっ。ありがとね、奈緒」

「ああ。どうだった?」

「相変わらず最っ高だったよ。もういつまでも吸っていたいくらい」

「死んじゃうじゃねえか」

「冗談だよ」

加蓮がまだあたしの血がついた牙を見せながら笑う。
加蓮が言うと冗談にならないんだよなぁ……。



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