加蓮「……ねえ、私の眷属になってよ」奈緒「え……」
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56:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 20:15:56.31 ID:RrjEOvhp0
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翌日、早朝の心地よい風を感じながら、私はアーニャのいる××国に戻るため早朝から準備をしていた。

「こんなもんかな……」

「奈緒、もういくの?」

「ああ、向こうで一泊して明日帰ってくるよ」

「りょーかい。私もついていこうか?」

「いいよ別に。恐れられちゃうかもしれないだろ?」

「それもそうだね」

加蓮は納得したようにうなづいている。
加蓮も連れていくことは考えたんだけど、やっぱり危ない。
加蓮が悪い魔物じゃないってあたしは知ってるけど、城の人たちはそうじゃないからな。戦闘になる可能性もあるだろう。

「あっ、そうそう。」

加蓮が手に握っていた紙を差し出す。

「はいこれ。昨日言ってた特徴をまとめた紙。なくさないでね」

「おう、ありがとな」

貰った紙をなくさないように大事に懐にしまう。読むのは向こうについてからでいいかな……。



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