加蓮「……ねえ、私の眷属になってよ」奈緒「え……」
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111:名無しNIPPER[saga]
2018/03/22(木) 18:33:40.15 ID:pEANMrWe0
「よしっと、それじゃあ杏は帰るね」

「うん。じゃあね……っていうのはおかしいかな」

「かもね。っとそうそう。えっと奈緒ちゃん……だっけ。その人、きらり達にやられて相当やばい状態だよ」
以下略 AAS



112:名無しNIPPER[saga]
2018/03/22(木) 18:34:49.74 ID:pEANMrWe0
ーーーーーーーーーーーー

ここはスニエーク王国の私の部屋。
吸血鬼退治を終わらせてお城に戻ってきた。
おかしい。杏ちゃんだけが帰ってこない。もしかしたら何かあったのかも……
以下略 AAS



113:名無しNIPPER[saga]
2018/03/22(木) 18:35:50.68 ID:pEANMrWe0
ーーーーー

ふぅ……。なんとか無事に報告を終えることができた。
私は報告を終え、アーニャちゃんの部屋に歩き出す。

以下略 AAS



114:名無しNIPPER[saga]
2018/03/22(木) 18:37:10.93 ID:pEANMrWe0
どうしても納得できないのが討伐隊に任命されたのは私だけだということ。流石に私1人で勝てるわけがないから、人を増やしてとお願いしたものの却下された。人手が欲しいなら街で傭兵でも雇うんだなと言われたのでたまたまいた杏ちゃん達を雇った。報酬はほとんど自腹だ。

私だけの理由は、表向きには国の守りを薄くするためにはいかないからなんて言ってたけどそれは違う。10人ぐらいなら抜けたってなんとかなるはずだ。
おそらく、隣のヴァルガルズ王国から出張で来ている私や傭兵ならやられてもいいと思っているのだろう。

以下略 AAS



115:名無しNIPPER[saga]
2018/03/22(木) 18:38:38.00 ID:pEANMrWe0
そんな事を考えながら歩いていると、アーニャちゃんの部屋に辿り着いた。

これから奈緒ちゃんのことをアーニャちゃんに話さないといけないとなると、胃が痛くなるがしょうがない。

私はノックをして、アーニャちゃんの返事を確認してから部屋に入る。
以下略 AAS



116:名無しNIPPER[saga]
2018/03/22(木) 18:39:08.69 ID:pEANMrWe0
「もしかしてナオは……」

「奈緒ちゃんは吸血鬼に脅されてたの。この前ここに帰ってきたのも吸血鬼の命令でこの国の情報を集めに来たんだって」

「それで、吸血鬼の屋敷に着いたときに無理やりいうことを聞かされてた奈緒ちゃんと一緒に吸血鬼と戦ったんだけど……」
以下略 AAS



117:名無しNIPPER[saga]
2018/03/22(木) 18:39:36.72 ID:pEANMrWe0

私がしたことは正しいはず。


あのまま吸血鬼を放っておいたらいつ人間が狙われるかわからない。吸血鬼の味方をした奈緒ちゃんを殺してしまったのは仕方なかった……。上からの命令だし、放置しておくことは出来ないのは事実だ。私のしたことは間違ってないはず……。
以下略 AAS



118:名無しNIPPER[saga]
2018/03/22(木) 18:40:15.21 ID:pEANMrWe0

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いってて……。なんとか生きてるみたいだけどこれはもうダメみたいだな……。加蓮が無事ならそれで……

以下略 AAS



119:名無しNIPPER[saga]
2018/03/22(木) 18:40:54.80 ID:pEANMrWe0
「そんな……そんなこと言わないでよ!またしょうもない話するって言ったじゃん!」

「そうだったな……。わりぃ……」

そんなに悲しい顔するなよ……。加蓮に救われた命なんだ。加蓮のために失うのなら悔いはないさ。
以下略 AAS



120:名無しNIPPER[saga]
2018/03/22(木) 18:41:35.25 ID:pEANMrWe0



「ねえ奈緒……私の眷属になってよ……!」

以下略 AAS



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