36:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 00:56:58.60 ID:EAF0Yir90
―歓迎!特命係御一行様!!―
大島へようこそ!!
なんとそこには
でかい垂れ幕を振りながら右京たちが来るのを待ちわびていた一人の男がいた。
それは制服姿の男性警官。
その警官を目の当たりにした右京は呆れながらにこう返事した。
「それでこんなところで何をしているのですか陣川くん?」
「ハッ!実は近年この大島にも犯罪の魔の手が押し寄せているようなので
この陣川公平が犯罪の魔の手から大島の人々を救うため派遣された次第です!」
「つまり何かヘマやらかしてここに飛ばされたってわけでしょ。何やってんすか?」
なんとこの大島に赴任していた駐在とは
かつて特命係と何度も因縁もあり自称特命係第三の男でもある陣川公平であった。
どうやら右京たちがこの大島に来ることを知り事件の匂いを嗅ぎつけたらしい。
そんなわけでこうして出迎えてくれたのだが…
「陣川くん、さっそくですが我々は山村さんのお宅へ行きたいのですが…」
「その前にせっかく垂れ幕まで作ったんですし、みんなで仲良く写真を撮りましょうよ♪」
「あのですねぇ…俺ら別に遊びに来たわけじゃ…」
「まあいいじゃないですか。
どの道フェリーは午後まで便がありませんし記念に一枚くらい。」
「それじゃあいきますよ。ハイチーズ!」
陣川に促されてポーズを取りながら写真を撮る三人。
それから右京とカイトは陣川の運転する車に乗り込み山村宅へと向かうことになった。
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