【モバマス】P「悲しみの巨大娘」諸星きらり伝説
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1:名無しNIPPER
2018/03/20(火) 23:25:39.45 ID:D95K7l9f0
モバマスネタでありプロレスネタです。
PのPはプロデューサーのP
そしてピーターのP
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:名無しNIPPER
2018/03/20(火) 23:28:10.96 ID:D95K7l9f0
都内某所
ミニバン がちゃり
きらり「……」ぬっ
3:名無しNIPPER
2018/03/20(火) 23:29:35.59 ID:D95K7l9f0
P「ふー。やっと散ったか……」
杏「ねープロデューサー。お腹空いたからどこかいいとこないの?」
きらり「きらりもお腹空いちゃった」
4:名無しNIPPER
2018/03/20(火) 23:30:22.32 ID:D95K7l9f0
隠れ家的スイーツショップ
P「ここだ」がらがら
店員「いらっしゃいませー! ってえー!?」
5:名無しNIPPER
2018/03/20(火) 23:31:12.15 ID:D95K7l9f0
ジュース ずらー
きらり 杏 P「乾杯!」 ガチン
きらり「んっんっんっ」ぐびぐび
6:名無しNIPPER
2018/03/20(火) 23:33:49.93 ID:D95K7l9f0
チョコフォンデュ ぐつぐつ
きらり「Pちゃん。どうやって食べたらいい?」
P「こうやって好きな具を棒で刺して」ぐさー
7:名無しNIPPER
2018/03/20(火) 23:36:49.79 ID:D95K7l9f0
P「ん?」フルーツのこりー
P「おいおいバランスよくフルーツも食べなきゃ。美味しいぞ」
きらり「そんなに美味しいなら全部Pちゃんにあげちゃーう!」 ぱくー ぐびー
8:名無しNIPPER
2018/03/20(火) 23:37:34.89 ID:D95K7l9f0
P(当時すでにナンバーワンの大スターアイドルであったきらりは孤高のアイドル哲学を身につけていた)
P(彼女が嫌うことは2つ! トップアイドルのイメージが損なわれること)
P(そしてその巨体を好奇の目で見られることだった)
9:名無しNIPPER
2018/03/20(火) 23:50:53.09 ID:D95K7l9f0
店員「あのォ……ジュースがもう無いので……」
P「あ、そーですか。じゃお会計を」
きらり 杏 P「ごちそうさまでしたー」がらがらー
10:名無しNIPPER
2018/03/20(火) 23:52:33.28 ID:D95K7l9f0
地方のホテル
きらり「Pちゃん。お風呂のドア見てくれない?」
P「ダメだ。内開きだッ……これじゃ狭いからドアを取り外せよう」
11:名無しNIPPER
2018/03/20(火) 23:55:25.27 ID:D95K7l9f0
控室
きらり「んっんっんっ」ぐびぐび
P「きらり。ライブ前だけでもジュースは控えたほうがいいんじゃないか?」
12:名無しNIPPER
2018/03/20(火) 23:57:01.94 ID:D95K7l9f0
とあるスイーツショップ
かな子「マカロン下さい」
杏「飴ちょうだーい」
13:名無しNIPPER
2018/03/20(火) 23:57:56.16 ID:D95K7l9f0
P「あれは心臓に相当負担がかかっているはず」
杏「そうだろうね……」
P「コンディション以前にちょっと普通じゃないッ。なぜだと思う?」
14:名無しNIPPER
2018/03/20(火) 23:59:37.91 ID:D95K7l9f0
杏「好きにさせたほうがいいよ」
かな子「美味しから大丈夫だよ」
P「そうなのか?」
15:名無しNIPPER
2018/03/21(水) 00:01:44.40 ID:jioVfH6W0
P(その後もきらりのジュースとノー・トレーニングはまったく変わらず……)
P(だが俺はきらりに対して注意深い態度を心がけるようになった)
P「ふんッ! ふんッ!」 ダンベルがちゃがちゃ
16:名無しNIPPER
2018/03/21(水) 00:03:26.00 ID:jioVfH6W0
ファン「きゃーッ!」
ファン「本物のしまむーだッ!」
ファン「一緒に写真お願いッ!」
17:名無しNIPPER
2018/03/21(水) 00:04:28.19 ID:jioVfH6W0
P(まるで太陽のような陽性の輝きを持った女の子、島村卯月!)
P(ライブバトルで奈々さんを倒し、心身ともに絶頂期にあった彼女に対し、きらりの動きは明らかに下降線)
P(『巨大娘伝説』にかげりが見え始めたことは誰の目にも明らかだった)
18:名無しNIPPER
2018/03/21(水) 00:11:31.05 ID:jioVfH6W0
P(三重県津市 きらりVS佐藤心戦である。このライブバトル、きらりがしかけ佐藤心もそれに対抗!)
司会「両者さきほどからかなりの時間ステージの中央でまったく動きませんッ! 果なき凡戦エンドレスバウトッ!」
早苗「はぁとちゃん何やってるのッ!」
19:名無しNIPPER
2018/03/21(水) 00:12:32.00 ID:jioVfH6W0
早苗「あーもうッはぁとちゃんいいからやっちゃえッ!」
きらり「……」ふうふう
P「きらりッ! さっさと決めるんだッ!」
20:名無しNIPPER
2018/03/21(水) 00:21:40.35 ID:jioVfH6W0
幕 だらー
司会「ここで幕が下りた! こんなことがあっていいのか! さまざまな思いがステージ上で交錯しております!」
司会「ステージ上に安倍奈々! そして……片桐早苗が何やら突っかかっているッ!」
21:名無しNIPPER
2018/03/21(水) 00:27:20.28 ID:jioVfH6W0
P(あのとき俺が覚えているのはステージ上のできごとよりむしろ……)
P(はぁとを守ろうとステージに上がったアラサー軍団に対し、大の字のきらりをフォローするアイドルは杏の他わずかな人数。大きなきらりを運べるわけもなく置き去り状態だった)
P(地に落ちた巨大娘神話。あの日を境にきらりの孤独はますます深まった気がする)
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