92:1[saga]
2018/03/25(日) 20:58:32.48 ID:O+mg1hQPO
80.エピローグ 唯side 1ヶ月後
今日は梓ちゃんの誕生日。誕生日プレゼントに、と私は憂に手伝ってもらってケーキを作っている。
梓ちゃんはリビングでテレビを見ている。完成まで見せないで、出来に驚かせようという算段だ。
「かんせーい!」
私は憂とハイタッチする。早く梓ちゃんに見せたくて、私はリビングに走った。
「梓ちゃん! ケーキできた、よ……」
バライティ番組の笑い声が、空振りして部屋に響いていた。何か胸騒ぎがする。
私はどこかでそんな気がしていた。
……こんな日が来ることを。
この感情をなんと呼んだかな。
「梓、ちゃん……?」
これは多分、喪失感だ。
そこに梓ちゃんはいなかった。
第二部 〜4月は君の嘘編〜 完結
第三部〜Steins ;Gate編〜へ続く
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