唯「四月は君の華」
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90:1[saga]
2018/03/25(日) 14:08:38.47 ID:CE9RRJAi0
79.梓side

もうすぐ終わる演奏がとても名残惜しくて、私は唯先輩に語りかける。

届きましたか、私の想い。
届きましたよ、あなたの想い。

私はやっと分かったんだ。
私の唯先輩への想いは、他の人のそれとは違う。男女間での想いとは違う。

辞書にもない、そんな言葉。

私は唯先輩とキスしたいなんて全然思わないもん。だから特別な、私たちだけの言葉で表現する。

この演奏を聞いている人はどう思うかな。気持ち悪いと思うのかな。それでもまあ、仕方ないよね。

演奏は終わる。

最後の一音が作るしばらくの余韻。

伝わったよね、唯先輩。
私はあえて、最後に言葉で伝えよう。


「好きです。唯先輩」


唯先輩は私にしか見せない笑顔で、しっかりと頷いた。



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