【ミリマス】P「俺たちは」亜利沙「ロマンを求め続けますよ〜!」
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10: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/03/19(月) 00:18:57.02 ID:FrXSx/7ro
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「――で、結局トイレ掃除の刑か」

ぼやき、男はまだ痛む頬をさすりさすり鼻をすする。

反対の手には便器掃除用の雑巾が握られており、
視線は床のタイルにブラシをかける亜利沙へと向けられていた。

つい先ほどまで律子によってこってりと絞られた後の二人である。
これより一週間はクレンザー片手に過ごす日々が待っている。

……だが、転んでもただでは転ばぬプロデューサー。
彼は便器を磨きながら呟いた。

「なあ亜利沙」

「はい?」

「更衣室がダメならこのトイレのさ」

「プロデューサーさん。流石にそれは人としての正気を疑いますよぉ……」

「じゃあ、トイレットペーパーにアイドルの匂いをつけるなんてのは?
今度は可憐も抱き込んで、みんなが使ってる香水を元に試作品を――」

そうして亜利沙に笑顔で言われるのだ、「地獄の果てまで一緒です」と。

……ちなみに事の顛末は言わずもがな。

その後も二人の掃除区域は順調に拡大を繰り返し、
いまだ罰が終わる目途はてんで立っていないという。


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