モードレッド「ジーっとしてても」リク「どうにもならねぇ!」
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20
7
:
◆yR02n1TYPE
[saga]
2018/03/17(土) 15:07:14.27 ID:/MY7Wwg10
ジード――朝倉リクは、ベリアルとぶつかり合う度に、自らに暗い感情が流れ込んでくるのを感じていた。
それと同時に、ベリアルの記憶も一緒に流れ込んでくる。
嫉妬の末に強大な力を求めながらも、その力に耐えきれず、光の国を追放された事。
その心の闇に付け込まれ、レイブラッド星人の力により今の姿になった事。
以下略
AAS
8
:
◆yR02n1TYPE
[saga]
2018/03/17(土) 15:08:58.93 ID:/MY7Wwg10
怒りや悲しみ、憎しみといった膨大な負の感情に彩られた過去を垣間見たリクは――父親であるベリアルと繋がった精神世界で、彼を抱きしめた。その目から涙を流しながら。
リク「何度も何度もあなたは生き返り……深い恨みを抱いて……」
奇しくもそれは、かつて初めてベリアルと戦った時と、同じような構図だった。
以下略
AAS
9
:
◆yR02n1TYPE
[saga]
2018/03/17(土) 15:14:08.44 ID:/MY7Wwg10
だから――
リク「疲れたよね……もう、終わりにしよう……」
戸惑うベリアルの背中から、異形の宇宙人――恐らくは記憶にあったレイブラッド星人、その怨念――が抜け出していく。
以下略
AAS
10
:
◆yR02n1TYPE
[saga]
2018/03/17(土) 15:16:52.29 ID:/MY7Wwg10
しかし、それはあくまでも精神世界だけでの変化。
ベリアル「分かったようなことを言うな!」
時空の裂け目で戦うベリアルは、なおも闇に身をやつしたまま。
以下略
AAS
11
:
◆yR02n1TYPE
[saga]
2018/03/17(土) 15:18:09.67 ID:/MY7Wwg10
唸りと共に、手の平から赤いプラズマと共に闇の光――デスシウム光線が放たれる。
それに対抗するように、ジードも瞳を光らせ、腕を交差させる。
リク「レッキングバーストォォォォ!!!」
以下略
AAS
12
:
◆yR02n1TYPE
[saga]
2018/03/17(土) 15:19:46.70 ID:/MY7Wwg10
互いに譲らぬ攻防。それまでのジードであれば、ベリアルとの純粋な力の差で押し負けていただろう。
だが、今のリクに負ける気はない。今のリクなら、負けはしない。
――この一撃で、終わらせる。
以下略
AAS
13
:
◆yR02n1TYPE
[saga]
2018/03/17(土) 15:22:00.16 ID:/MY7Wwg10
そうリクが確信した瞬間だった。
ベリアル「ま、だ、ダァァァァァ!!!」
リク「ッ、何!?」
以下略
AAS
14
:
◆yR02n1TYPE
[saga]
2018/03/17(土) 15:23:24.65 ID:/MY7Wwg10
今日はここまで。
15
:
名無しNIPPER
[sage]
2018/03/18(日) 21:36:25.20 ID:JdhQYVr40
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