18:名無しNIPPER[sage]
2018/03/16(金) 09:01:14.96 ID:13r6ns/50
イヴ「すごいですね、歩いても歩いてもずーっとスギの木が並んでいます!」
イヴ「赤い門を超えてから、とてもソウゴンなスギばかりになっていますし……こんな素敵な場所にお住まいの神様はとても自然が好きなのですね!」
イヴ「……あれ?」
イヴ「どうかしましたか?」
イヴ「……歩き疲れてきた、ですか?」
イヴ「でも、ガイドマップによると、まだ半分くらいしか歩いてないみたいですよ?」
イヴ「……あ、確かにそうですね!」
イヴ「さきほどのニンジャ資料館……手裏剣投げにからくり屋敷と、一緒にはしゃぎましたね!」
イヴ「ふふ、あなたはとても楽しそうでしたもんね!」
イヴ「はい、私もとても楽しかったです!」
イヴ「やっぱり日本には、ブシドーとニンジャの文化が色濃く残っているんですね!」
イヴ「え? 安心した……ですか?」
イヴ「……ブシドーとニンジャだと趣向が合わないかも、と思ってたんですか?」
イヴ「いえいえ、ブシドーとシノビは切っても切れない関係だと時代劇で学びました!」
イヴ「闇の世界で暗躍する悪代官……それを成敗するために館に踏み込む武士……」
イヴ「しかし、あと一歩というところでニンジャに阻まれてしまうんです」
イヴ「ニンジャはお金のために何でもして、武士は志のために戦う……」
イヴ「両者は決して相容れない存在として、何度も何度も大立ち回りをするんです」
イヴ「なので、いつか私もブシドーを極めたら、悪を成敗する時にニンジャと戦うかもしれないですからね!」
イヴ「敵を知り己を知れば百戦危うからず、と時代劇の軍師さんも言っていました!」
イヴ「なので、ニンジャの武器である手裏剣の扱い方や、ニンジャのからくり屋敷を攻略したのは、ブシドーを極める上でも重要なことです!」
イヴ「えへへ、あなたのおかげで、また少しブシドーを極められた気がします」
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