小日向「先輩! 今日はいっしょに帰りませんか?」【お散歩M@STER】
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18: ◆p//0egHBTakZ[saga]
2018/03/24(土) 21:08:36.00 ID:Q+H8f0py0

恨みっこなしのくじ引きが終わって、全員が二手に分かれました。
私はP先輩のチーム!
って、べ、別に先輩と一緒だから嬉しいってわけじゃ……ない、ですよ?

丹羽先輩の西軍チームには、菜帆ちゃんとかな子ちゃん、未央ちゃんに、それから武内くんのあわせて5人。
P先輩の東軍チームには、私とライラちゃん、それから藍子ちゃんの4人チームです。
東軍はみんなのんびりしたチームで、ちょっと安心、かも?

「ああっ、あーちゃんと離れ離れになって争わなければならないなんて、なんてっ、なんて不幸な運命……
しかーし! この本田未央、必ずや試練を乗り越えあーちゃんのもとへっ!」

未央ちゃんが、明後日の方向へ足を踏み出してポーズを決めました。
いきなりでちょっとびっくり。そういえば、少し前にもこんな感じのを見たような?

「お、みおちん気合が入ってるねぇ役者だねぇ。士気の高さは西軍有利かな?」

「ふふっ、未央ちゃん、おおげさだよ。
写真、いっぱい撮って送るからね♪」

「やった! あーちゃん写真撮るの上手だもんね。楽しみ〜」

「むむっ、これはまさか、リアルタイムで東軍のお散歩自慢をして、西軍の士気を乱す謀略!?」

ええっ、ふわふわしてて優しい藍子ちゃんがそんなこと……

「やっぱり歴史は繰り返すみたいだね」

「うぐぐ、三河の狸親父め、小早川め〜」

「えっと、そんなつもりは、ないですよ?」

「そうですよねっ、みんな仲良くやりましょう!」

「あはは、みほりん、分かってるって。冗談冗談♪
こっちもたくさん写真撮って送りつけちゃおう!」

丹羽先輩とP先輩、いっつも意地悪を言い合ってるように見えて、ちょっとハラハラしちゃいます。
それだけ仲が良いってことなのかなぁ。

「さて、チーム分けもできたことだし、お散歩合戦の火蓋を切って落としちゃうぞ〜」

「火蓋は切っても落とさないよ」

「むぅ、細かいことはいーの。
じゃ、次に両軍相まみえるのは17時、アマノ橋の南側ね! ではでは、全軍、出陣〜!!」

わた雲がゆっくり流れていく青空に、丹羽先輩の元気な声が響き渡りました。
今日も、ぽかぽかお天気のおさんぽ日和です!


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